▶ QOL向上を目指す専門職間連携教育用教材

連携総合ゼミ 2018

開講の趣旨、実施方法、履修のメリット、開講までのスケジュール、扱う事例のテーマなどをPDFにしてありますので、ぜひ、ご覧下さい。

平成30度「連携総合ゼミ」について 20180-04-01版

1.開講の趣旨

本科目は保健医療福祉の連携教育の集大成となる演習科目である。多くの専門職種と連携・協働してより効果的な支援を実行できるQOLサポーターになるために、4年次の演習として専門職間連携を体験する。

2.方法

特徴的な事例(実際の事例、模擬患者、バーチャル事例、ビデオ患者など)について他学科の学生や教員と一緒に評価し、多職種による治療や支援策を企画・立案する。

3.総合ゼミを履修するメリット

次のような能力を身につけることができる

  • 対象者・事例を中心に据えてチームで取り組む力
  • 他学科の学生とチームで話し合うコミュニケーションの力
  • 互いに理解し合い、パートナーとして尊重する力
  • 互いの専門性と共通性を理解しあい活用する力
  • よいチームワークを作り上げようとする力(リーダーシップとメンバーシップ)
  • 国内・国外の大学間で連携を通して交流し様々な情報を得ることができる

4.開講までのスケジュール

    • 2018年4月6日(金)~12日(木) 履修登録期間に履修登録を行う(2~4年生)
    • 4月16日(月)、17日(火)履修登録内容確認期間(2~4年生)
    • 7月26日木)連携総合ゼミ履修登録締切日(前期定期試験前日まで)
    • 8月6日(月) 4限 オリエンテーション
    • 9月3日 (月)~7日 (金) 集中授業(ゼミ形式)
    • 1日目:午前中はオープニングオリエンテーション(ミニ講座、他大学紹介など)

ゼミ開始、自己紹介、グループ形成、事例紹介、事例検討(モジュール、ビデオなど)、対象者の関連する施設や病院の訪問など

  • 2日目:評価の実施と結果の検討、学科の専門職別支援策の検討
  • 3日目:コーヒーハウス(海外からの参加者との国際交流)
  • 3~4日目:グループ毎で総合的支援策を検討→発表資料の作成、準備(パワーポイントなど)
  • 5日目:全体発表会、リフレクション

☆グループごとに担当教員から事前準備などの打ち合わせを8月6日(月)オリエンテーション時に行うので必ず参加すること

5.履修時の事例希望調査

履修登録を行うときに、グループ編成のための希望事例調査を行う。各自、希望する事例から順にすべての事例に番号を記入して、所属学科の連携教育推進委員の先生に提出する。担当する事例についてはオリエンテーションの日に発表される。

6.事例テーマ一覧

No. テーマ 担当教員
1 脳性まひ(疑い)児と育児不安をもつ母への成長・発達支援 坪川
2 女子高校生競技者の食育行動異常、無月経、骨粗鬆症 山崎
3 中高年者のメタボリックシンドロームの改善 佐藤晶
4 わたしも町のような人になりたい(精神科領域) 西川
金谷
5 大阪市における小学生虐待死事例の検証(報道事例) 丸田
杉本
6 切迫早産・妊娠高血圧症候群で入院が必要になった妊婦への援助 中山
7 開発途上国における障害のある人たちのための地域に根ざしたリハビリテーション
(海外大学参加予定事例)
古西
8 高齢者糖尿病合併症の支援策 永井徹
9 重度四肢まひ者の家庭復帰計画 真柄
10 高齢者の骨折予防・治療と生活支援 佐久間
佐藤純
11 高齢者への投薬
(新潟薬科大学提供事例)
飯村
12 アスリートへの栄養・投薬サポートとドーピング対策
(新潟薬科大学提供事例、WEB会議)
飯村
13 聴覚障害のある幼児を持つフィリピン人の母親への支援 桑原
14 家族と一緒に暮らしていたい
(認知症患者の在宅支援:日本歯科大学新潟短期大学提供事例)
中村
15 チーム間での情報に着目した再発心原性脳塞栓症 柴山